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加賀美幸子さんの講演。


アナウンサー(元NHK) 加賀美 幸子さんの講演に行ってきました。

特に印象的だったのは、「主人公と通行人」 というお話。でした。


加賀美さんのコラムより・・・

ドラマには必ず主人公があり、その他に、取り巻く人々、ただ通りすぎる人々などがいる。

映画や舞台の脚本家である、ジェームス・三木さんと最近対談したとき、

魅力的な主人公の条件とは何かを。語って下さり、当方、目から鱗の思いがした。

劣等感を多く深く持っていない人は主人公にはなれない。

そのことで悩み苦しみぬき、でもそれを乗り越えていく、どう乗り越えるか。

その人間性に人々は共感し、同時に励まされる。

劣等感の諸々の原因はどうする事もできないけれど、

それを見つめ、負けないで補ったり転換したりしてプラスに変えていく、

又、苦心して考えたり行動することも、人間としての魅力に繋がるものと強く信じている。

「劣等感がなかったり、あってもトライせず、やっかいなことはしたくないと通り過ぎる人、

それはドラマの中でもただの通行人にすぎない」と三木さんは仰る。


・・・・大事な自らの人生の舞台では、常に主人公でありたいものである。・・・・と。

加賀美幸子さんの講演。_c0156703_7381175.jpg



もう一つ、アナウンサーとしての仕事についてのお話。でしたが・・・

たえず時代の流行や周りの評価が変化して行く中にあっても、

自分のやり方でいつも変らない気持ちで誠実な仕事をしていれば、

きっと、誰かがそれをちゃんと見ていてくれる。もの。と信じて・・

そんな風に自分を励ましながら、仕事をしてきました。と話しておられました。


ジャズにも、誰かが自分を見ている、(これは恋のことですが)

Someone to watch over me と言う曲があります。


   

by hanapiano | 2009-06-02 07:39

フツーのおばさんのjazzpiano  


by hanapiano